
朝、目が覚めて起き上がろうとした瞬間、腰に走る鈍い痛み。
「また今日も腰が痛い」
そんな朝を何ヶ月も、何年も繰り返していませんか。
久喜市にお住まいのK様も、3ヶ月前から続く慢性的な腰痛に悩まされていました。特に朝起きた時の痛みが最も強く、ベッドから起き上がるのにも時間がかかる状態でした。
デスクワーク中心の仕事に変わってから座っている時間が増え、腰への負担が日に日に増していったといいます。
マッサージや鍼灸に通っても、その場は楽になるものの、数日経つとまた元通り。根本的な改善には至らず、「このまま一生付き合っていくしかないのか」と諦めかけていたそうです。
しかし、整体院 ひふねでの施術を受けたことで、K様の腰痛は大きく改善しました。
この記事では、K様の実際の施術内容と、慢性腰痛がなぜ起こるのか、そしてどうすれば根本から改善できるのかを詳しく解説していきます。
現代人の多くが抱える腰痛の原因の一つが、長時間の座位姿勢です。
K様も以前は現場作業をしていましたが、昇進に伴いデスクワーク中心の業務に変わりました。一日のほとんどをパソコンの前で過ごすようになってから、腰痛が悪化していったといいます。
座っている時間が長くなると、股関節の前側にある腸腰筋という筋肉が常に縮んだ状態になります。この筋肉は股関節を曲げる働きをする重要な筋肉ですが、長時間座り続けることで硬く固まってしまうのです。
股関節が硬くなると、本来股関節で吸収すべき動作の負担が腰にかかるようになります。立ち上がる時、歩く時、前かがみになる時、すべての動作で腰が余計に働かなければならなくなり、結果として腰痛が慢性化していきます。
K様の場合も、股関節の可動域チェックをしたところ、左側の股関節が特に硬くなっており、これが腰への負担を増大させていることが分かりました。
K様の体を詳しく検査したところ、骨盤から背骨にかけて大きな歪みが見つかりました。
背骨が左右にねじれ、骨盤も傾いている状態です。本人は「自分ではまっすぐのつもりだった」と驚いていましたが、長年の姿勢の癖が体に染み付いていたのです。
このような歪みは一日で起こるものではありません。毎日の座り方、立ち方、寝方などの積み重ねで、少しずつ体が歪んでいきます。
特にK様の場合、横向きで寝る習慣があり、丸まって寝ることが多いとのことでした。この姿勢を毎晩続けることで、骨盤がねじれた状態が固定されてしまっていたのです。
骨盤が歪むと、その上に乗っている背骨も歪みます。すると背骨の周りの筋肉は、バランスを取ろうとして常に緊張し続けることになります。この慢性的な筋肉の緊張が、朝起きた時の強い痛みとして現れていました。
「マッサージに行くと楽になるけど、すぐに戻ってしまう」
K様のこの悩みは、多くの慢性腰痛患者に共通するものです。
筋肉には形状記憶という性質があります。長年の悪い姿勢や体の使い方によって、筋肉は「硬く縮んだ状態」を正常な状態として記憶してしまうのです。
マッサージで一時的に筋肉をほぐしても、形状記憶された悪い状態に戻ろうとする力が働きます。だから数日経つと、また元の痛みが戻ってきてしまうのです。
根本的に改善するためには、良い状態を繰り返し体に覚え込ませる必要があります。良い状態を維持する期間を徐々に長くしていくことで、筋肉は新しい状態を正常として記憶し直すことができます。
整体院 ひふねでは、この筋肉の形状記憶の性質を考慮した治療計画を立てています。
K様が整体院 ひふねを訪れたのは、インスタグラムを見た奥様からの勧めがきっかけでした。
初回の施術では、まず70分かけて徹底的にカウンセリングと体のチェックを行います。
立った状態での姿勢確認では、骨盤の高さが左右で違い、背骨が大きくS字にねじれていることが確認できました。肩の高さも左右で異なり、右肩が前に巻き込んでいる状態です。
座った状態で背骨を触診すると、特に腰の部分が盛り上がっており、筋肉が過度に緊張していることが分かります。
前屈や後屈、体をひねる動作をチェックすると、右にひねる動作が特にやりにくく、左側にひねる時も制限がありました。
K様は釣りが趣味で月に1、2回大物釣りに行くとのことでしたが、竿を投げる動作で常に同じ方向にひねることも、体の歪みに影響していると考えられました。
仰向けになって股関節の可動域をチェックすると、K様の股関節の硬さが顕著に現れました。
四の字テストという検査では、膝とベッドの距離がペン一本分以上あり、特に左側の股関節が硬くなっていることが分かりました。
股関節を曲げる動作でも、本来90度以上曲がるべきところが、それ以下しか曲がりません。この硬さのせいで、前かがみになる動作をする時に、股関節ではなく腰を過度に曲げることで動作を補っていたのです。
うつ伏せになって股関節の前側の筋肉を触診すると、腸腰筋やその周辺の筋肉がカチカチに固まっていました。
「ほぼ座ってる」というK様の言葉通り、長時間のデスクワークでこれらの筋肉が常に縮んだ状態になり、硬く固まってしまっていたのです。
股関節の硬さと骨盤の歪み、この二つがK様の慢性腰痛の主な原因でした。
K様は以前、座骨神経痛と診断されたことがあるとのことでした。
座骨神経痛は、腰から足にかけて走る太い神経が圧迫されることで、足に痛みやしびれが出る症状です。
現在は足のしびれはないものの、背骨の歪みがこのまま進行すると、5年後、10年後に座骨神経痛が再発するリスクがあります。
背骨がねじれていると、椎骨と椎骨の間が狭くなり、そこを通る神経が圧迫されやすくなります。今は腰の痛みだけで済んでいても、放置すれば神経症状が出てくる可能性が高いのです。
K様にはこのリスクを説明し、今のうちに根本的に改善しておくことの重要性をお伝えしました。
「ほっといても治るんですか」というK様の質問に対して、「ほっといても治る人もいますが、座りっぱなしの仕事環境が続く限り、痛みが出たり治ったりを繰り返す可能性が高い」と正直にお答えしました。
K様の施術では、まず股関節周りの筋肉を徹底的にほぐしていきました。
仰向けの状態で、股関節の前側にある腸腰筋、大腿直筋などの筋肉を丁寧に圧迫してほぐしていきます。長年硬くなっていた筋肉なので、最初はかなり痛みを感じる部分もありました。
「ちょっと痛いかもしれません」と声をかけながら、痛みの程度を確認しながら進めていきます。
次に、股関節を様々な方向に動かしながらストレッチをかけていきます。膝を胸に引き寄せる動作、股関節を外に開く動作、内側にひねる動作など、硬くなっている部分を重点的に伸ばしていきます。
横向きになって、股関節につながる深層の筋肉にもアプローチします。お尻の筋肉である大臀筋、中臀筋、そしてその奥にある梨状筋という筋肉まで、段階的にほぐしていきます。
梨状筋は座骨神経のすぐ近くを通る筋肉で、ここが硬くなると神経を圧迫して痛みやしびれを引き起こします。K様の場合、この筋肉がかなり硬くなっていました。
股関節周りの筋肉がほぐれてきたら、次は骨盤の歪みを調整していきます。
K様の骨盤は左側が前に出て、右側が後ろに引けているような状態でした。この歪みを一気に戻そうとすると、体が拒否反応を示してしまいます。
そこで、まず横向きになった状態で、骨盤周りの筋肉を緩めながら、少しずつ正しい位置に導いていきます。
体の歪みとは反対方向に優しく伸ばすストレッチを加えることで、縮んでいた側の筋肉を伸ばし、伸びていた側の筋肉を縮める作業を行います。
K様の場合、普段と反対方向に体をひねるストレッチは、最初はかなりきつく感じたようです。「きついですよね」と声をかけると、「そうですね、さっきより大変で」という返答がありました。
しかし、このきつさこそが、普段の体の使い方の偏りを示しています。反対方向にも同じように動けるようになることが、歪みの改善につながります。
腰痛の改善には、実は肩周りの調整も重要です。
K様の場合、右肩が前に巻き込んでおり、肩甲骨が外側に開いて固まっていました。パソコン作業で前かがみの姿勢が続くと、このような巻き肩の状態になりやすいのです。
肩が前に巻き込むと、背中が丸くなり、それに連動して骨盤も後ろに傾きます。つまり、肩の歪みが腰の歪みにも影響しているのです。
横向きの状態で、肩甲骨周りの筋肉をほぐし、肩を後ろに開くストレッチを加えていきます。腕を後ろに伸ばす動作で、胸の前側の筋肉が伸びる感覚があります。
「かなりこっち側は巻き方の方です」と説明すると、K様も自分の肩の状態を実感されたようでした。
理想は、腕がベッドにぴったりとつき、かつ反対側の足もベッドについた状態ですが、K様の場合はまだかなり距離があります。この可動域を少しずつ広げていくことが、姿勢改善につながります。
約60分の施術を終えて、K様にゆっくりと起き上がっていただきました。
「大丈夫でした?」と声をかけると、「はい」という返事とともに、起き上がる動作がスムーズになっていることが分かりました。
もう一度、最初に行った動作チェックを行います。
前屈の動作では、「ちょっと行きやすい?」と尋ねると、「はい、そうですね」という答えが返ってきました。施術前よりも明らかに前に曲げやすくなっています。
体をひねる動作でも、特に右側へのひねりがスムーズになりました。「ちょっと行きやすい?」という問いかけに、「右曲がるのが、これ」と実感されている様子でした。
ただし、「ちょっとすぐにはゼロにはならない感じですけど」と正直にお伝えしました。長年かけて作られた歪みと筋肉の硬さは、一回の施術で完全には改善しません。
しかし、「ちょっとポイントだけついてやると、可動域も変わってくる」ことを実感していただけたことが、今後の治療を続けていく上で重要なステップとなります。
K様には、今後の治療計画として、半年間で15回の施術を提案しました。
「ちょっと大きくは半年、回数でいうと15回」という計画です。
なぜこれだけの回数と期間が必要なのか、K様にも丁寧に説明しました。
まず最初の2ヶ月は週1回のペースで通っていただき、痛みを10から5程度まで半減させることを目指します。この期間が10回です。
次の3ヶ月目は2週間に1回のペースに間隔を空けて、痛みを5から2、3程度まで下げることを目標とします。この期間が5回です。
そして3ヶ月目以降は、月1回のメンテナンスに移行していきます。
「なんでか説明するんですけど、特にこの1、2ヶ月が結構大事で、ちょっと詰めてきていただけると早く良くなります」とお伝えしました。
最初の期間を詰めて通う理由は、筋肉の形状記憶にあります。今日ほぐした筋肉も、時間が経つと元の硬い状態に戻ろうとします。戻り切る前に次の施術を行うことで、良い状態を体に記憶させていくのです。
施術だけでなく、自宅でのセルフケアも非常に重要です。
K様は普段からYouTubeの動画を見てストレッチを試していたとのことでした。「最近は結構動画を見て、ちょっと少し、あ、そうなんだ、ここが固まるとダメだとか、こうあるじゃないですか。こうした方が柔らかくなるとか、そういうのをちょっと見て、少しやってます」という言葉から、健康意識の高さが伺えました。
ただし、自分に合ったストレッチを選ぶことが大切です。
K様の場合、股関節の前側を伸ばすストレッチと、ねじれを戻すストレッチが特に有効です。
具体的には、片膝立ちの姿勢から腰を前に押し出すようにして、股関節の前側を伸ばすストレッチ。そして、仰向けに寝て片膝を反対側に倒すことで、腰をひねるストレッチです。
「それこそYouTubeとかにもストレッチがあるんですけど、自分に合ったものを選んでもらえば一番良いと思います」とお伝えしました。
また、寝る姿勢についてもアドバイスしました。横向きで丸まって寝る癖があるK様には、「横じゃないと逆に寝れないです」という悩みがありました。
「横向きにこうやって真っ直ぐ気をつけした姿勢でそのまま寝ればいいんですけど、丸めたりすると骨盤をひねってこれで歪んでしまう」と説明し、できるだけ体を伸ばした状態で寝ることを勧めました。
K様のように、背骨の歪みを放置していると、将来的に座骨神経痛に進行するリスクがあります。
座骨神経痛とは、腰から足にかけて走る太い神経が圧迫されることで起こる症状です。お尻から太ももの裏、ふくらはぎ、足先まで、痛みやしびれが広がります。
背骨がねじれていると、椎骨と椎骨の間のスペースが狭くなり、そこを通る神経が圧迫されやすくなります。また、お尻の筋肉が硬くなることでも、坐骨神経が圧迫されることがあります。
K様は以前、座骨神経痛と診断されたことがあり、薬で症状を抑えた経験があるとのことでした。「それは最近というか?」と尋ねると、「いや、結構前、30代、40代とか」という答えでした。
現在は足のしびれはありませんが、今の腰の状態を放置すれば、5年後、10年後に再び座骨神経痛が発症する可能性が高いのです。
さらに進行すると、脊柱管狭窄症という状態になる可能性もあります。
脊柱管狭窄症とは、背骨の中を通る神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、神経が圧迫される状態です。
歩いているとだんだん足が痛くなったりしびれたりして、休むと楽になる「間欠性跛行」という特徴的な症状が現れます。
背骨の歪みが長年続くと、椎間板が変性したり、骨が変形したりして、脊柱管が狭くなっていきます。
重症化すると、手術が必要になることもあります。
今のうちに骨盤の歪みを整え、正しい姿勢を保てるようになることが、将来のこうしたリスクを減らすことにつながります。
慢性腰痛を放置していると、腰の痛みだけでなく、様々な日常生活への影響が広がっていきます。
朝起きる時の痛みがひどくなると、睡眠の質も低下します。痛みで夜中に目が覚めたり、寝返りが打ちにくくなったりします。
座っている時の痛みが強くなると、仕事の集中力が低下します。K様のようなデスクワーク中心の方にとっては、仕事のパフォーマンスに直結する問題です。
また、趣味の活動も制限されるようになります。K様は釣りが趣味ですが、腰痛が悪化すれば、竿を投げる動作や、長時間同じ姿勢で釣りをすることが難しくなるかもしれません。
さらに、腰をかばうことで他の部位にも負担がかかり、膝痛や股関節痛、肩こりなど、別の症状が出てくることもあります。
慢性腰痛は、放置すればするほど改善が難しくなり、生活の質を大きく下げてしまうのです。
整体院 ひふねの大きな強みの一つは、施術者が鍼灸師という国家資格を保有していることです。
国家資格を持つということは、解剖学、生理学、病理学などの医学的知識を体系的に学び、国家試験に合格した証です。
体の構造や機能を深く理解した上で施術を行うため、なぜその症状が起こっているのか、どこにアプローチすれば改善するのかを正確に判断できます。
K様の施術でも、単に痛い部分をマッサージするのではなく、股関節の硬さと骨盤の歪みという根本原因を特定し、そこにアプローチする施術を行いました。
また、将来的なリスクについても医学的根拠に基づいて説明できるため、患者様も納得して治療を受けることができます。
整体院 ひふねでは、オリンピック選手を支えた世界レベルの技術を継承しています。
トップアスリートの体のケアには、高度な技術と知識が必要です。わずかな体の歪みや筋肉の硬さが、パフォーマンスに大きく影響するからです。
そうしたレベルの技術を、一般の方の慢性的な痛みの改善にも応用しています。
K様の施術でも、股関節の深層筋まで的確にアプローチし、骨盤の細かな歪みまで調整する技術が活かされています。
「結構歪みが強いですよね」「ガッチリ固まっている」といった的確な評価ができるのも、豊富な経験と高い技術力があってこそです。
整体院 ひふねでは、画一的な施術ではなく、一人ひとりの状態に合わせた治療計画を立てます。
K様の場合、初回の詳細な検査で、股関節の硬さ、骨盤の歪み、肩の巻き込みなど、複数の問題点を特定しました。
そして、「今の症状、どういったことで今日生まれですか?」「朝、固まるんですかね」「座っている時は腰ですか?」といった丁寧な問診で、症状の出方や生活習慣も詳しく聞き取りました。
これらの情報を総合して、K様に最適な治療計画を提案しています。
また、「症状によってはちょっとこう回数かかったりとか、時間かかったりする場合があるので、こういう治療計画ってざっくり作らせてもらっていいですか?」と、事前に丁寧に説明し、同意を得てから進めています。
治療のゴールも明確に設定し、「一番最高の状態としたら、腰痛に気にすることなく生活できたり」「次のゴールとしては、多少痛いけど、なんとか日常生活できるくらい」「真ん中のゴールとして、今日のチラサが10だとすると、毎度半分ぐらい目指して」と、段階的な目標を示しています。
自宅でできる最も効果的なセルフケアの一つが、股関節のストレッチです。
特にデスクワーク中心の方は、股関節の前側の筋肉が硬くなりやすいので、ここを重点的に伸ばすことが大切です。
片膝立ちストレッチ
床に片膝をついて、反対の足を前に出します。この状態から、腰を前に押し出すようにして、後ろ側の股関節の前側を伸ばします。お尻を締めるようにすると、より効果的に伸びます。左右各30秒ずつ、1日2回行いましょう。
四の字ストレッチ
仰向けに寝て、片方の足首をもう片方の膝に乗せます。下側の膝を両手で抱えて胸に引き寄せると、お尻の筋肉が伸びます。K様の施術でも行った動作です。左右各30秒ずつ行います。
股関節回し
立った状態で、片足を浮かせて、股関節から大きく円を描くように回します。内回し、外回し各10回ずつ行います。股関節の可動域を広げる効果があります。
これらのストレッチは、お風呂上がりなど体が温まっている時に行うと、より効果的です。
骨盤の歪みを整えるための簡単な体操もあります。
骨盤傾け体操
仰向けに寝て、両膝を立てます。腰を床に押し付けるようにして骨盤を後ろに傾け、次に腰を反らせて骨盤を前に傾けます。この動きを10回繰り返します。骨盤周りの筋肉をほぐし、動きをスムーズにする効果があります。
骨盤回し
立った状態で、両手を腰に当てます。腰を大きく円を描くように回します。右回り、左回り各10回ずつ行います。骨盤周りの筋肉をほぐし、歪みを整える効果があります。
お尻歩き
床に座って足を伸ばした状態で、お尻を使って前後に移動します。前に10歩、後ろに10歩を1セットとして、3セット行います。骨盤周りの筋肉を鍛え、歪みを整える効果があります。
セルフケアと同じくらい重要なのが、日常生活での姿勢です。
正しい座り方
椅子に深く腰掛け、背もたれに背中をつけます。足は床にしっかりとつけ、膝の角度は90度にします。骨盤を立てるイメージで、坐骨で座る感覚を意識します。
パソコン作業をする時は、画面が目線の高さになるように調整します。画面が低いと、自然と前かがみの姿勢になり、腰に負担がかかります。
30分に1回は立ち上がって、軽く体を動かすことも大切です。
寝る時の姿勢
K様のように横向きで寝る習慣がある方は、できるだけ体を伸ばした状態で寝ることを心がけましょう。
丸まって寝ると、骨盤がねじれた状態で固定されてしまいます。
横向きで寝る場合は、膝の間にクッションを挟むと、骨盤の歪みを防ぐことができます。
仰向けで寝る場合は、膝の下にクッションを入れると、腰への負担が軽減されます。
K様からも「腰痛ベルトの指示をしても意味がないですか?」という質問がありました。
腰痛ベルトは、応急的には効果があります。特にぎっくり腰など、急に痛くなった腰痛の場合は、動きを制限して痛みを和らげる効果があります。
しかし、慢性的な腰痛に対して長期間使用することは、あまりおすすめできません。
理由は、ベルトで固めている分、周りの筋肉が衰えてしまうからです。筋肉がベルトに頼ってしまい、自分の力で体を支える力が弱くなってしまいます。
いざベルトを外した時に、腰が抜けるような感じがしたり、かえって不安定になったりすることがあります。
骨折をしてギプスで固定した後、ギプスを外したら腕が細くなっていた、というのと同じ現象です。
慢性腰痛の場合は、ベルトに頼るのではなく、根本的に筋肉を柔らかくし、正しい姿勢を保てる体を作ることが大切です。
これは症状の程度や生活習慣によって個人差があります。
K様のような慢性的な腰痛の場合、半年程度の期間を見ています。
最初の2ヶ月で痛みを半分程度まで減らし、次の1ヶ月でさらに痛みを軽減させ、その後はメンテナンスに移行するという流れです。
「ほっといても治るんですか?」というK様の質問に対しては、「ほっといても治る人もいますけど、生活環境がずっと座りっぱなしの仕事なので、また痛くなって、ではちょっとこういうループな感じが」と正直にお答えしました。
根本的に改善するためには、ある程度の期間と回数が必要です。しかし、初回の施術でも可動域の改善など、変化を実感していただけることが多いです。
K様の施術中も、「ちょっと痛いかもしれません」と声をかけながら進めました。
硬くなっている筋肉をほぐす時は、ある程度の痛みを伴うことがあります。特に股関節の前側の筋肉や、お尻の深層筋は、長年硬くなっている場合、最初はかなり痛みを感じることがあります。
ただし、我慢できないほどの痛みではなく、「痛気持ちいい」程度の強さで行います。
「もし押した場所が痛いとか、痛気持ちいいとかあれば、教えてください」と常に声をかけながら、痛みの程度を確認しながら進めていきます。
痛みが強すぎると体が緊張してしまい、かえって筋肉が硬くなってしまうので、適度な強さで行うことが大切です。
回数を重ねるごとに筋肉が柔らかくなってくると、痛みも軽減していきます。
整体院 ひふねでは、鍼灸も行っています。
鍼灸は、特に神経症状がある場合に効果的です。座骨神経痛や脊柱管狭窄症など、足のしびれや痛みがある場合は、鍼灸を併用することで、より早く症状が改善することがあります。
鍼は、整体では届きにくい深部の筋肉や、神経の周辺に直接アプローチできるという利点があります。
K様の場合、現在は足のしびれはないので、まずは整体で股関節と骨盤を整えることを優先しました。
今後、もし神経症状が出てきた場合や、より早く改善したい場合は、鍼灸の併用も検討していきます。
K様は「ホットペッパーで自分マッサージとか結構ホットペッパーで見てしてるんで、ホットペッパーだと時間で空きが分かるじゃないですか。ここ空いてるからLINEとか電話するよりリアルタイムで分かるんで取りやすいですね」と、予約の取りやすさを評価してくださいました。
整体院 ひふねでは、ホットペッパービューティーとLINEの両方で予約を受け付けています。
ホットペッパービューティーでは、リアルタイムで空き状況を確認でき、24時間いつでも予約が可能です。
LINEでも週に2回、最新の空き状況を配信しています。LINEの友達追加をしていただくと、トーク画面から空き状況を確認できます。
初回は70分の枠、2回目以降は60分の枠で予約を取っていただきます。
久喜市のK様の事例を通して、慢性腰痛の原因と改善方法について詳しく解説してきました。
K様の腰痛の主な原因は、長時間のデスクワークによる股関節の硬さと、骨盤から背骨にかけての大きな歪みでした。
マッサージや鍼灸で一時的に楽になっても、すぐに戻ってしまうのは、筋肉の形状記憶と、根本原因が改善されていないためです。
整体院 ひふねでは、詳細な検査で根本原因を特定し、股関節の可動域を広げ、骨盤の歪みを整える施術を行います。
初回の施術でも可動域の改善を実感していただけますが、長年かけて作られた歪みを根本から改善するには、ある程度の期間と回数が必要です。
半年15回という治療計画は、筋肉の形状記憶を考慮し、良い状態を体に覚え込ませるために必要な期間です。
また、施術だけでなく、自宅でのセルフケアと、日常生活での姿勢の改善も非常に重要です。
慢性腰痛を放置していると、座骨神経痛や脊柱管狭窄症に進行するリスクがあり、日常生活への影響も拡大していきます。
「このまま一生付き合っていくしかないのか」と諦める前に、一度根本的な改善を目指してみませんか。
整体院 ひふねでは、国家資格保有者による専門的な施術と、一人ひとりに合わせた治療計画で、あなたの腰痛改善をサポートします。
朝起きた時の腰の痛みから解放され、仕事も趣味も思い切り楽しめる体を取り戻しましょう。
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