
腰やお尻、足首に痛みがあっても、動けないほどではないので、そのままにしている方はとても多いです。
朝起きたときに少し痛い。踏み込んだときにズキッとする。でも一日中ではないし、病院に行くほどでもない。そう考えているうちに、半年がたってしまうことがあります。
久喜にある整体院 ひふねには、そんな状態の方がよくいらっしゃいます。今回ご紹介するのは、半年ほど続く右の腰、お尻、足首の痛みで来られたA様のお話です。
A様は、いつからどんな動きで痛むのか、自分でもはっきり分からないと話していました。原因が見えない痛みは、小さくても不安がつきまといます。
痛みを我慢できることと、放っておいてよいことは別です。
この記事では、A様のカウンセリングと施術の流れをもとに、腰痛やお尻の痛みの原因の探し方と、自宅でできるケアをお伝えします。
この記事を読むと、腰の痛みと股関節の硬さがどう関係しているかが分かります。
また、右のお尻や足首の痛みが、立ち方のクセと結びつくこともお話しします。
さらに、自分の体の状態を知る簡単なチェック方法と、毎日続けやすいセルフケアも紹介します。
A様は、昔から立ちっぱなしでいると腰が痛くなるタイプでした。
そこに今年の4月から、右のお尻から足首にかけての痛みが加わりました。きっかけとして思い当たったのは、長時間歩いたことと、長い時間の飛行機での移動です。
A様は一時、足に血のかたまりができたのではと心配になり、知り合いの医療関係者に軽く相談したそうです。
そのときは「関節が痛いのなら、違うのでは」という話だったとのことです。ただ、きちんと診てもらったわけではありません。
しびれはなく、我慢できない痛みでもないため、そのままになっていました。
お話を聞いていくと、痛みは腰だけではありませんでした。
体のゆがみ、骨盤のゆがみ、冷え、むくみ、頭痛など、気になる不調がいくつもありました。
また、ここ数年で体重が増え、運動する機会も減っていたそうです。
若い頃は、片側に重い荷物を持つことが多かったとも話されていました。こうした体の使い方は、体の左右差につながることがあります。
ひとつひとつの不調は小さくても、重なると体の負担は大きくなります。
A様が当院を知ったのは、インスタグラムの投稿でした。
施術をしている様子が分かる内容だったので、どんな雰囲気か想像しやすかったそうです。
その後、グーグルの口コミも見て、「ちょっと行ってみようかな」という気持ちになりました。
さらに、通える距離にあることが分かり、「近いじゃん」と感じたことが、行動の後押しになりました。
初めての整体院は、どんなことをされるのか分からず不安なものです。口コミや投稿を見て、安心して来られる方が増えています。
A様が一番望んでいたのは、痛みを一時的に楽にすることだけではありませんでした。
「なぜ痛いのか」を知りたい、という気持ちが強かったのです。
過去には、出産後に骨盤を整える施術を受けたり、マッサージに通ったりした経験がありました。
そのときは楽になるものの、また痛みが戻ることもあったそうです。
だからこそ今回は、原因をきちんと説明してくれる場所で、体を見てもらいたいと考えていました。
当院では、まず時間をかけてお話を伺います。
いつから痛いのか、どんな動きで痛むのか、これまでどんなケアをしてきたのかを詳しく聞きます。
A様の場合は、朝起きたときや踏み込んだときに痛みが出ていました。すねは平気で、押すと痛い場所は足首の外側あたりでした。
痛みの場所と出方が分かると、体のどこに負担がかかっているかの手がかりになります。
同じ腰痛でも、原因は人によってまったく違います。
次に、立った姿勢を見ました。
右の肩甲骨が少し下がり、肩も右側が下がっていました。腰の骨も、少しねじれているように見えました。
座って背中を丸めたり、首を下げたりする動きでも、背骨のねじれがはっきり出ました。
A様ご本人も、「ねじれている自覚はあります」と話されていました。
ただし、このねじれは筋肉に引っ張られて起きていることもあります。そのため、筋肉をゆるめると一時的に戻ることもあります。
立ったまま、前に曲げる動きと後ろに反らす動きも確認しました。
前後の動きは、どちらも比較的よく動きました。
一方で、右に倒す動きは少し動きにくい様子でした。体を回すときも、左右で差がありました。
こうした左右差は、腰だけでなく、周りの筋肉や関節の硬さが関係していることがあります。
今回の検査で、A様が一番驚いたのが股関節の硬さでした。
仰向けで片方の足を反対の膝に乗せる動きをすると、膝とベッドの間にペン1本分ほどのすき間がありました。
健康な方なら、膝がベッドにぴたりと近づきます。
A様は「柔らかいと思っていたのに」と、とても驚いていました。左右を比べると、右の方が硬い状態でした。
自分の体の硬さは、検査してみるまで気づかないことが多いです。
股関節の動きが悪いと、その分を腰が代わりに動かそうとします。
本来は足の付け根で動くはずのところを、腰でカバーするため、腰に負担がかかります。
そのため、腰痛の方には、股関節が硬い方がとても多いのです。
お尻の筋肉や太ももの前、裏の筋肉は、股関節の動きに深く関わっています。これらが硬くなると、腰の動きにも影響が出ます。
腰だけを揉んでも楽にならないときは、股関節まわりを見直す価値があります。
| 場所 | 硬くなるとどうなるか |
|---|---|
| お尻の筋肉 | 腰を引っ張り、右のお尻の痛みにつながる |
| 太ももの前側 | 骨盤が前に引かれ、腰が反りやすくなる |
| 太ももの裏側 | 前に曲げる動きが悪くなり、腰に負担がかかる |
| 太ももの内側 | 股関節の開きが悪くなる |
この表のとおり、腰の周りだけでなく、足の筋肉も腰痛に深く関係しています。
施術では、股関節につながる筋肉を順番にほぐし、ゆっくり伸ばしていきました。
最初は仰向けで、太ももの裏側を伸ばしました。足を持ち上げて、90度ほど上がれば良い状態です。A様は「結構張っています」と話されました。
次に、お尻の筋肉をじっくり伸ばしました。この筋肉は腰につながっているため、ゆるむと腰の負担が減りやすくなります。
右側は足の中に芯があるような感覚があり、左側はそれほどでもない、という違いも出ました。
太ももの内側を押すと、A様は「めっちゃ痛い」と話されました。
この筋肉も股関節につながっています。腰痛の方は、ここを押すと痛みが出やすい傾向があります。
うつ伏せでは、お尻の筋肉をほぐし、太ももの前側も伸ばしました。
面白かったのは、右の腰痛をかばって、左側の方が痛いのでは、と予想していたのに、実際には右側の方が強く痛んだことです。
痛みの強さの左右差は、体の使い方のクセを知る大きなヒントです。
施術のあと、もう一度座って背中を丸めてもらいました。
最初よりもねじれがやわらかくなっていました。
立って前後に動かす動きも、右側の痛みが減っていました。
一度で完全に変わるわけではありません。ただ、筋肉をゆるめると動きが変わることを、A様は体で感じられたようです。
股関節のほかに、気になることがもう一つありました。
足の重心です。つま先立ちをしてもらうと、体重が足の外側、小指側に乗りやすいことが分かりました。
立っているときも、小指側に体重がかかっているように感じる、とA様は話されました。
外側に体重が乗り続けると、足首の外側や、すねの外側の筋肉が張りやすくなります。
その張りが、足首の痛みや、腰の負担にもつながります。
対策はシンプルです。立つとき、歩くときに、足の親指の付け根に意識を向けます。
かかとを少し浮かせて、親指側に体重が乗る感覚をつかむ練習も有効です。
歩くときに、地面を蹴る瞬間は親指で押すようにします。
最初は意識しないと難しいですが、続けるうちに自然にできるようになります。
足の使い方を変えるだけで、腰や足首の負担が軽くなる方もいます。
お尻から足にかけて痛みがあると、坐骨神経痛ではないかと心配になる方は多いです。
坐骨神経痛は、お尻から足にかけて、しびれや強い痛みが走ることが特徴です。
A様の場合は、しびれはなく、足首や腰の痛みが中心でした。そのため、神経の問題というより、筋肉や関節の硬さ、動きのクセが関係していると考えました。
ただし、しびれが強い、足に力が入らない、夜も眠れないほど痛い、といった場合は、まず医療機関に相談することをおすすめします。
脊柱管狭窄症やヘルニアでは、歩くと足がしびれたり、前かがみで楽になったりする特徴があります。
当院の整体では、骨格、筋肉、神経の3つの視点で体を見ます。そのうえで、神経が関係していそうな場合は、鍼も合わせてご案内しています。
鍼は、神経の通り道になる筋肉の張りをゆるめる目的で使います。
大切なのは、自己判断せずに、体の状態を丁寧に確認することです。
自宅でも、股関節まわりのケアを続けると、腰の負担が減りやすくなります。
まず仰向けになり、片方の足首を反対の膝に乗せます。両手で太ももを抱え、胸の方へ引き寄せます。お尻の筋肉が伸びるのを感じながら、10秒ほどキープします。
左右とも行い、1日1回から2回を目安にしてください。
痛みが強いときは無理をせず、気持ちよく感じる範囲で行います。
ストレッチは「少し気持ちいい」くらいで止めるのがコツです。
うつ伏せになり、片方の膝を曲げて、かかとをお尻に近づけます。
かかとがお尻につくのが目安ですが、届かなくても大丈夫です。無理に引っ張らず、少しずつ近づけます。
立って行う場合は、壁や椅子につかまり、片足を後ろに曲げて足首を持ちます。
太ももの前側が伸びているのを感じながら、ゆっくり呼吸します。
テニスボールやマッサージボールを使うと、お尻の筋肉をほぐしやすくなります。
床に座り、お尻の下にボールを置きます。痛気持ちいい場所を探して、体重をゆっくりかけます。
痛みが強すぎる場合は、ボールを少しずらすか、体重のかけ方を弱めます。
痛すぎるほど押すと、かえって筋肉が硬くなることがあるので注意してください。
一度の施術で体が軽くなることはよくあります。
ただ、長く続いた痛みは、体がその状態を覚えてしまっています。そのため、時間がたつと元の状態に戻ろうとします。
A様にお伝えした目安は、痛みを半分にするなら2か月、10回ほどです。
日常生活で気にならない程度まで進めたいなら3か月、より安定させたいなら半年ほどが目安になります。
最初は1週間から10日に1回ほどのペースが理想です。痛みが減ってきたら、2週間に1回、月に1回と間隔をあけていきます。
体は、同じ姿勢や動きを繰り返すほど、それを楽だと覚えてしまいます。
そのため、少し良くなってもまた引っ張られて戻ってしまうことがあります。
通う間隔を空けすぎず、施術とセルフケアを積み重ねることで、良い状態を体に覚えさせていきます。
| 目標 | 回数の目安 | 期間の目安 |
|---|---|---|
| 痛みを半分にする | 約10回 | 約2か月 |
| 気になる痛みを小さくする | 約10回 | 約3か月 |
| 日常で気にならない状態へ | 約15回 | 約半年 |
この表はあくまで目安です。体の状態や生活スタイルによって変わりますので、一人ひとりに合わせてご提案します。
整形外科や整骨院では、電気、マッサージ、湿布などで痛みをやわらげる方法が中心になることがあります。
整体院 ひふねでは、なぜ痛みが出ているのか、なぜ今まで良くならなかったのかを、じっくり調べます。
骨格、筋肉、神経の3つの視点から、根本の原因を探ります。
当院は、国家資格を持つ鍼灸師が施術を行い、オリンピック選手を支えた技術を受け継いでいます。
当院の整え方は、無理に力を入れたり、バキバキと音を鳴らしたりするものではありません。
体の自然な動きに沿って、やさしく整えます。
あわせて、手で筋肉の硬さをほぐし、深いところの筋肉にもアプローチします。
施術のあとは、その人の体に合わせたストレッチや、立ち方、歩き方も具体的にお伝えします。
施術だけでなく、自分でケアする力をつけることが、再発しにくい体づくりにつながります。
腰痛を繰り返さないためには、日々の立ち方や歩き方がとても大切です。
足の裏全体で地面をとらえ、特に親指の付け根にしっかり体重を乗せる意識を持ちます。
長時間立つときは、片足に体重をかけ続けず、ときどき左右を入れ替えます。
歩くときは、かかとから着いて、親指で地面を押し出すようにします。
体重が増えると、腰や膝に負担がかかりやすくなります。
ただし、無理なダイエットは続きません。まずは、散歩や軽いストレッチなど、続けやすいことから始めるのがおすすめです。
運動量が減ると、股関節まわりの筋肉も硬くなりやすくなります。
特別な運動より、毎日少しだけ体を動かすことの方が、長い目で見て効果的です。
冷えやむくみがあると、筋肉が硬くなり、腰の痛みも出やすくなります。
湯船にゆっくり浸かる、足首を回す、ふくらはぎをさすって動かすといった簡単なケアも、体の巡りを助けます。
はい、もちろんです。
我慢できる痛みでも、原因を知っておくことで、悪化を防ぎやすくなります。
痛みが強くなる前に相談する方が、結果的に早く楽になることも多いです。
その場で動きが軽くなる方は多いです。
ただ、長く続いた痛みは、何度かに分けてゆっくり変えていく方が安定しやすいです。
体の状態に合わせて、通う回数の目安をお伝えします。
痛みが強く出ることがあれば、遠慮なくお伝えください。
「痛気持ちいい」くらいが、体が変わりやすい目安です。痛すぎると体が緊張してしまうため、強さを調整します。
初回のお試しは2,980円です。2回目以降は1回8,800円で、40分ほどの施術になります。
長く通いたい方向けに、半年で15回、3か月で10回の回数プランがあります。
また、会員制のプランもあります。通常8,800円が1回8,000円になる内容です。くわしくは、お気軽にお問い合わせください。
はい、鍼灸にも対応しています。神経が関係する症状がある場合は、整体とあわせてご案内することがあります。
美容面で鍼を受けたい方のご相談もお受けしています。
強いしびれ、足に力が入らない、急に激しい痛みが出た場合は、まず医療機関で診てもらってください。
当院でも、必要と判断した場合はそのようにお伝えします。
A様のように、腰やお尻、足首の痛みが半年続いても、我慢できるからと放置している方は多いです。
しかし、その痛みには必ず理由があります。今回は、股関節の硬さと、足の重心のクセが大きく関わっていました。
原因が分かると、やるべきことがはっきりします。
腰痛や坐骨神経痛、ヘルニアなどの不安がある方も、まずは今の体の状態を知ることから始めましょう。
整体院 ひふねは、埼玉県久喜市久喜東1-13-13 第2グレースマンション202号室にございます。
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まず原因を知りたいという方は、気軽にお問い合わせください。ご予約も承っています。
久喜で整体をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。